どんなボールも受け止め、返球できる企業へ
様々な業界で「モノからコトへ」と言われるようになってから、ずいぶん経ちました。製品やサービスそのもの(=モノ)から、それらを通して生まれる経験や感情(=コト)へと、人々の関心はシフトしています。その潮流は、私たちが身を置くITの世界でも変わりません。
私たちは長年、システム開発やWebサイト構築によって収益をあげてきました。しかし近年では、システムやサイトを作るだけでなく、それらを使う人にとってどのような利便性や感動があるのかが重要になっています。お客様から「こんなモノを作りたい」と言われるままに手を動かすだけでは、新しい価値を生み出せなくなっているのです。
作るべきモノの先に、どんなコトがあるのか。それを突き詰めて考え、お客様から投げかけられる課題やニーズに、本質的な答えを出していきたい。私たちはそのために、従来の技術基盤を大切に守り育てながら、より広い視野と柔軟な思考を身に付けたいと考えています。
お客様からどんなボールを投げられても…ストレートはもちろん、変化球でも、たとえ消える魔球であっても、受け止められるように。そして、求められている場所へきちんと投げ返せるように。私たちはこれからも、お客様やパートナー企業様、社員間のキャッチボールを大切にしていきます。
代表取締役社長 玉森 一充