セラフが開発、提供するソーシャルメディア情報の収集分析ツール『SCAS(エスキャス)』が、このたび東京工科大学進藤美希教授らの研究に活用され、その論文が学会誌に掲載されました。
『SCAS』は、Twitter・Facebook上で特定のキーワードについての発言を収集、蓄積し、発言の量や内容を分析できるツールです。Microsoft ExcelⓇやMicrosoft PowerPointⓇとシームレスに連携し、情報の分析とレポーティングを速く、的確に行える点が大きな特長です。ソーシャルメディアをマーケティングに活用しようとする企業を対象として提供しています。
このたび進藤教授らの研究に活用いただき、アカデミックな場面でもその特長を発揮することができました。
進藤教授らの研究は、大学や不動産情報提供サービス業の領域でソーシャルメディアキャラクターをどのように活用すればよいかというリサーチクエスチョンを設定し、多角的に検討したものです。『SCAS』は、リクルート社の「スーモ」とローソン社の「あきこちゃん」のTwitter上でのつぶやきデータに対する実証的分析を行い、その情報伝播の効果と傾向を把握するのに活用されました。
論文執筆の過程においては、『SCAS』の開発担当者もアドバイザーとして参加しました。
セラフでは今後も、ビジネスに限らず様々な領域でソリューション提供を行っていきます。
「ソーシャルメディアキャラクターの活用による高関与・低頻度・高価格製品およびサービスへの理解促進手法に関する研究―Twitter上の事例を中心に―」
東京工科大学メディア学部 進藤美希博士、前田果穂氏、情報通信医学研究所 鈴木重徳博士
2015年3月31日 日本ダイレクトマーケティング学会学会誌(研究ノートとして掲載)