このたび、セラフの「人工知能(自然言語処理)を利用した傾聴対話システム」(以降「AI傾聴対話システム」)の研究開発計画が、経済産業省北海道経済産業局から「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律に基づく特定研究開発等計画」として認定されました。
このAI傾聴対話システムは、人工知能の一分野である自然言語処理(Natural Language Processing:NLP)技術を利用し、「傾聴」をベースに対話を継続させることを目指しています。
「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」(中小ものづくり高度化法)は、「中小企業のものづくり基盤技術の高度化を支援することにより、日本の製造業の国際競争力の強化及び新たな事業の創出を図ること」を目的としています。
中小企業は「特定ものづくり基盤技術に関する研究開発及びその成果の利用に関する計画(特定研究開発等計画)」を作成・申請し、学識経験者や各方面の専門家等による審査を経て経済産業大臣(経済産業局長)の認定を受けることができます。
今回セラフは、自然言語処理の共同研究先である北海道大学大学院情報科学研究科言語メディア学研究室(荒木健治教授)の協力のもと、このAI傾聴対話システムの研究開発計画を作成・申請し、審査の結果認定されることとなりました。
今後もセラフは同研究室と共にAI傾聴対話システム等の研究開発を進めていきます。
中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律に基づく特定研究開発等計画(第16回)の認定について (経済産業省北海道経済産業局サイト内)