セラフは現在、東京工科大学上林憲行教授らのソーシャルメディアについての研究に協力しています。その成果の一部が10月22日に早稲田大学で行われた『マーケティングカンファレンス2017』で発表されました。
上林教授らの研究は、企業や団体がソーシャルメディアで情報発信を行う際に欠かせないインフルエンサーの存在を掘り下げるものです。情報を受け取ってほしいターゲット層と親和性が高いインフルエンサーを「ソーシャル・プリマコネクト(SPC)」と位置づけ、そのSPCをツールやデータを用いてシステマティックに見つけることに挑戦しています。
セラフは、自社で開発したソーシャルメディア収集分析ツール『SCAS(エスキャス)』を用いてデータ収集を行い、上林教授らの研究に協力しています。
『マーケティングカンファレンス2017』では、ポスターセッションとして同研究の発表が行われました。SNSマーケティングに関する関心の高さもあって多くの質問が寄せられ、規定の時間を越えて応対することになりました。
今後、上林教授らによって更に精緻な分析が行われる予定です。セラフとしては研究の成果をビジネスフィールドで活用する方策を検討していきます。