このたび、セラフの「人工知能(自然言語処理)を利用した介護現場における対人援助職サポートシステムの研究開発」が、経済産業省「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律に基づく特定研究開発等計画」として認定(法認定)されました。
昨年に続き2度目の認定となります。
セラフは2016年から国立大学法人北海道大学(以降「北海道大学」)大学院情報科学研究科(言語メディア学)荒木健治教授と自然言語処理(NLP:Natural Language Processing)に関する共同研究に取り組んできました。
また、今年6月からは同じく北海道大学大学院保健科学研究院(社会医療情報学)小笠原克彦教授と保健・看護・介護分野での業務効率化に関する共同研究も開始しています。
今回、両研究室との共同研究をベースに、介護業界等が抱える人手不足や働き方の問題を改善するシステムの研究開発計画を作成・申請し、法認定を受けることができました。
この研究開発では、各分野の専門家にも次のようにご協力いただきます。
介護の分野において長い業務経験と広範な人脈を有し、北海道内だけではなく日本全国から評価されている経験や視点から、介護の分野を俯瞰したアドバイス、現場のニーズやユーザビリティ等に関する具体的なアドバイス等
比較的ICT化やIoT化が遅れがちな介護分野において、進取の気風に富み常に新しい観点から施設運営に取り組み、設立10数年で全国的に評価されている経験や視点から、本研究開発に対して、企画から実証実験、製品化に至るまで具体的なアドバイス等
情報科学の専門家として、その分野に関わる様々な公職・役職を務められ、また旧「サッポロバレー」の推進役として、さらには産学連携の分野等で多くの実績を残された経験を活かし、本研究開発全体についてのアドバイス等
セラフは今後も、技術革新の力で社会的課題の解決にも取り組んでいきます。
中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律に基づく特定研究開発等計画(第17回)の認定について (経済産業省北海道経済産業局サイト内)