ユーザーエクスペリエンス(UX)に
こだわり、Design Sprint手法を採用
Design Sprintの特徴とメリット
短期間
原則5日間でプロトタイプまで作る。
そのスプリントを何度も繰り返す。
全員集合
部署や役割に関わらずステークホルダーが
集まり、アイディアや問題点を出し合う。
- 学習と検証が素早く行われる
- 見落としや硬直化がなくなる
- チームとしての共通認識が形成される
本件のお客様からのご要望は、営業社員同士が案件の相談や問題解決に使えるチャットツールが欲しいというものでした。
現場の社員たちが日常的に使ってくれるツールにするためには、直感的にサクサク使えるインターフェースであること、実際の業務に役立つ機能が揃っているなどが必要になってきます。つまり、ユーザーエクスペリエンス(UX)の設計が重要なポイントです。
そこで本件では、「Design Sprint(デザインスプリント)」という手法を採用することにしました。Design Sprintは、Google Ventures(Googleのベンチャーキャピタル)が提唱したデザイン手法で、左のような特徴があります。セラフの会議室に、デザイナーとエンジニア、お客様企業のご担当者や関係者の皆さんが集まり、数日間にわたって多視点からUXについて検討を行いました。プロトタイピングツールを使ってデモアプリを制作し、実際のユーザーとなる営業ご担当者にユーザーテストを実施、ユーザーインタビューを通じて最適なUXを模索しました。
通常のシステム開発案件ではエンジニアが中心になって業務ロジックの洗い出しを行いますが、本件ではデザイナーが主体となって要件定義を行ったのも特徴的でした。
Design Sprintを行った会議室の様子
各自アイディアを紙に書き、良い点に投票
プロトタイプの作成画面